2011年08月31日
負けて強くなる(2263)
ヤングスターカップは、今日が最終日となります。
本当は、3セットマッチでやりたいのですが、大会の方針決定などが遅れて、2セットマッチとなります。
次大会からは、きちんと3セットマッチのトーナメントをやりたいと思っています。
この大会は、海外遠征のメンバー選考のための大会となっているので、それなりにレベルは高いです。
そうなると、まったく歯が立たずに、こてんぱんに負けることもあるわけです。
昨日も、試合が終わった後に、
「こんなに簡単に負けて、エントリー費がもったいない!」
と言われているのを耳にしました。
確かにすぐに負けてしまうと残念な気持ちは分かります。
私たちは、クリニックや練習会を開き、なかなか勝ち上がれない子どもたちにも、できるだけたくさんテニスをやってもらえるように工夫しているつもりです。
それでも、そのことを理解してもらうことはむつかしいですね。
それと、「負けて強くなる」ことがスポーツには大切なように思います。
強くなっていく選手は、負けることがわかっていても、上の年齢の種目に出場したり、高いレベルの試合にチャレンジします。
歯がたたないことを実感し、どうすれば勝てるようになるのかを考え、闘争心を育てることを実践しているように思います。
自ら、目標を高く設定できるから、いつでもチャレンジャーでいられると感じます。
これが強さの秘密ではないでしょうか。
この大会が、そうした強さを育てるきっかけになればいいですね。
きっと、今日も「悔し涙」をたくさん見ます。
でも、それがきっとみんなを強くします。
それを信じて、頑張ってほしいと思います。
人気blogランキング参加中!
にほんブログ村
Tweet