2011年07月20日
純粋な感動(2239)
時差ぼけがひどく、けだるい感じが抜けきりません。
45才くらいまでは、
「時差ぼけってなんだろう?」
ぐらいの感じでしたが、最近は回復までにちょっと時間がかかるようになりました。
特に、今回は大変涼しくて過ごしやすい国への訪問だったので、日本のまとわりつくような湿気にもやられている感じです。
台風も直撃ではなかったものの、その影響もあるかもしれません。
こちらは無事に名古屋に着陸できて良かったことは良かったですが・・・。
でも、明日からは大会が始まりますので、気合いを入れなおして頑張ろうと思います。
さて、初めてのスイスの旅、世界体操祭への初参加の旅が終わりました。
カミさんがそういう仕事をしているので、存在は知っていました。
でも、大して興味もないし、団体行動が苦手なので敬遠していたわけです。
それが、今回は訳あって初参加となったわけですが、これが思いのほか感動ものです。
単なるお祭りぐらいにしか思っていませんでしたが、参加者の真剣さに触れて、演技の素晴らしさに感動しました。
この大会の一番素晴らしいところは、誰もが「国を代表」して参加しているということです。
そういう自覚を持って参加しているので、演技は真剣そのものです。
ある団体の演技者が、大会中に怪我をして出れなくなった時、ミーティングで、リーダーが、
「何よりも大切な事は、誰が欠けても、見てくれる人のために全力を尽くすこと、それが参加できないやつにとっても最高のことだと思う!」
と熱く語り、みな涙します。
この大会に参加した中学生が、最後の夜に感想を述べるとき、涙に声が詰まって話せません。
「本当に、本当に、参加できてよかったです!」
とほとんど聞き取れない声で話します。
涙もろい私は、どちらの状況にも・・・・です。
競わない大会なのに、順位が決まるわけでもないのに、ただ感動できる、これが本当に素晴らしいことだと思います。
こうした「純粋な感動」は、
やる気を高めます。
自分に対して厳しくなれます。
きっと、人に優しくなれます。
・・・そんなことを感じました。
今年も子どもたちを連れてたくさん遠征に出ます。
競技スポーツなので勝ち負けはもちろん大事。
でも、「純粋な感動」を感じることができるようにサポートできたらいいと・・・思います。
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投稿者 大島コーチ 23:35 | コメント(0)| トラックバック(0)
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