2011年07月01日
天才たちの舞台(2226)
ウィンブルドンでは、シャラポアとクビトワが決勝に進み、男子はいよいよベスト4の戦いです。
今年のウィンブルドンは見応えのある試合も多くて楽しいですね。
でも、きっと、戦っている選手は大変な「思い」を持って戦っていることでしょう。
この舞台は「天才たちの舞台」です。
ごく一部の限られた天才だけが戦いを許される、そんな場所です。
私はたくさんの天才たちを見てきましたが、じつは「衝撃を受けた天才」は多くはありません。
バルトリのルーティンワークはすごい!です(ちょっと嫌がられますけど)。
「才能の差をカバーする力がある」
とは思うし、
「すごいなあ!」
とは思いますが、
「衝撃」を受けることはありませんでした。
むしろ、
「プロとしてやっていけるのかな??」
という感じでしたね。
その「衝撃」うけた選手のひとりが、ガスケです。
フレンチオープンジュニアで彼のテニスを見たとき、
ひとりだけボールを捉える音が違う
変則なフォームなのにまったくミスをしない
すべてのボールを狙ったところに打てる
そんなプレーでした。
もちろん、誰もかないはしません。
その彼をしても、世界で戦い、頂点に立つことを許されません。
マレーに付け入る隙を与えてもらえずに完敗です。
ここは「天才たちの舞台」だと強く思います。
願わくは、日本の選手がこの舞台で輝きを放つことです。
そう遠くはない・・・そう感じます。
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