2011年07月14日
団体行動が苦手(2237)
実は、私は添乗員が同行する団体での海外ツアーは初めての経験です。
いつも子どもたちを連れて海外に遠征に出ますが、これは指導の一環でもあるので、すべてのことを指示したり、サポートすることはありません。
でも、こうした団体ツアーでは英語を話せない人たちのために、同行スタッフが多くのことをサポートします。
その仕事は大変です。
空港やホテルでのチェックインはもちろん、交通手段の確認、集合場所の指示、レストランでの注文など、仕事は多岐にわたります。
たくさんの人間を相手にするので、うまく機能しないことも多く、時間のかかることもあります。
テニスの遠征であれば、
「自己責任」
の名のもとに、
「できなければ自分のせいだし、それは他の人に迷惑をかけることだ!」
と言って、あえて放っておいたりします。
そうした経験によって、確かに自分で考えて行動する習慣が身について、それがテニスの成長に役立ちます。
でも、こうしたツアーでは次に続く経験というよりは、できるだけ参加者に負担をかけないようにと配慮されるので、その分だけ添乗員さんの負担は大きくなります。
団体行動ではいろいろなことがスムースに進まないことも多いので、私が添乗員であれば、
「うまくできなければ他の人に迷惑をかけるだけですよ!」
と一喝して、自己管理に委ねます。
添乗員失格ですね。
どうも団体行動が苦手なようです。
でも、子どもたちには、団体で行動する中にあって、自己責任の意味を理解し、行動の判断力を培い、生活を通して選手として必要な資質を磨く、という姿勢や考え方を持ってツアーを管理し、サポートすることは大切です。
私は添乗員にはなれない、でも指導者としてきちんとツアーをサポートしていきたいと思います。
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