2011年07月21日
自然を楽しむ(2240)
大会期間中に、シャモニーからケーブルカーに乗って、壮大なモンブラン、アルプスの山々を見るために、唯一の一日観光にでかけました。
でも・・・思いもかけない大雨です。
現地のガイドさんが、
「こんな降り方をするのは本当に珍しいです。」
というほどのどしゃ降りです。
あえなく展望台に登るためのケーブルカーは運航停止に・・・。
仕方が無いので、登山列車に乗って、氷河の見学です。
もちろん、周りの景色は「真っ白」です。
時々、遠くにアルプスの峰々がかすみます。
そんな中での観光なので、
「あ~、なんで今日に限って・・・」
とみなさんお嘆きになります。
もちろん、私も残念に思います。
残念に思いはしますが、気持ちはそれほど落ち込みません。
考えようによっては、
「こんな天候の中でのアルプスを見ることは珍しい」
ことではないのか、とそう考えます。
珍しいぐらいの雨なのだから、それはラッキーかもしれないということです。
晴れた日のアルプスは、写真でいくらでも見ることはできます。
でも、大雨の中のアルプスはそうそう見れるものではありませんよ。
変更になった氷河の見学も、足元はびしょびしょになりながら、何百メートルも歩きます。
気持ち悪し、寒いし、あまりいい気はしません。
でも、外人さんは、結構平気な顔で、雨用の装具をして颯爽とトレッキングに向かいます。
景色なんかほとんど見えないのに・・・です。
日本人なら、即取りやめというところですね。
その時、現地のガイドさんが言いました。
「ヨーロッパでは、自然のままを楽しむことをよしとしています。
だから、ユーロディズニーランドには人が入りません。」
・・・と。
そう、自然をそのまま、あるがままに楽しむ感性があるから、雨でも平気でいられるんですね。
商売っけもありません。
「どうぞ自然をお楽しみください!」
という感じですね。
私も、コーチを始めてから、その感性が大分身につきました。
「変えられないものを受け入れる」
という感性です。
自然はまさにそうですね。
だから、どしゃ降りのアルプスでも、
「きっとハイジは、雨を楽しんだに違いない!」
と考えます。
そして、この思い出は、より強く印象に残ると思います。
ハイジ!また会いに行きますね!
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