2011年07月11日
人が集う(2234)
初めて世界体操祭なるイベントに参加しました。
はっきり言って、ほとんど興味がなく、カミさんから話は聞きますがうわの空です。
今回、なんの因果か、同行参加することになりましたが、それほど大した関心はありません。
カミさんの手前、
「おっ、世界体操祭!いいねえ、なんてったって世界の祭典だからねえ。」
と深い関心を示してはいましたが、本当はさっぱりです。
でも、今日、その開会式に参加して、びっくりたしました。
参加者は、56カ国3万人!!!です。
開会式では、スイス空軍による航空ショーも展開されます。
洗練されたマスゲームやパフォーマンスで観客を魅了します。
オリンピック並みです(それ以上かも・・・)。
今日の写真を見てもらえば分かりますが、スタジアムを埋め尽くす人、人、人・・・また、人です。
このほとんどの人が参加者です。
世界各地から3万人も集めるイベントは他にあるでしょうか?
それこそオリンピック以外には思いつきません。
サッカーのワールドカップは、それこそ何万人も観客は集まるでしょうが、一所に何万人も参加者が集うわけではありません。
正直、まさか・・・「これほどとは!」・・・思いませんでした。
その時、ふと思いました。
テニスの最大のイベントに参加する人は、せいぜい128名です。
世界を舞台に戦ってきた精鋭がその栄冠を競うのも魅力ですが、何万人も参加するテニス大会があったらどうなるだろうかと・・・。
毎日、開催国の至ることろで大会が何十試合、何百試合行われ、それが10日間くらい続いて優勝を争います。
もちろん、負けても試合は続きます。
優勝の栄冠はひとりのものですが、ここでは、すべての人に何らかの賞が与えられます。
優勝を目指さない戦いも賞賛されます。
それを、町を挙げて、県や地域、国を上げて取り組むのです。
世界中から何万という人が、何日もテニスをするために集まる、そんな夢のような大会が開催できないものか、と考えました。
実際には実現は困難なことが多いでしょうが、人が集う、その魅力を高めるための大会があってもいいのかな、そんなことを考えました。
明日も、人をかき分けながら参加したいと思います。
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