2011年06月28日
行動展示(2223)
ある新聞にこんな社説を見つけました。
動物たちがいきいきと動き回る「行動展示」で注目された旭山動物園の前園長は、小学校にインターネットを普及させる動きを批判してきた。
ネットから知識を得て分かったつもりになることは、子どもにとって不幸と考えているからだ。
ネットは「分かったこと」しか分からないのに、「分からないことがない」と勘違いをしてしまう。
それが子供たちにとって一番危険なことです(「生きる意味ってなんだろう?」)。
自分の手でカエルを捕まえれば、肌触りや生息場所を身をもって知ることができる。
「両生類。住んでいるところは・・・」
ネットの検索だけで済ますなら何も分かっていないのと同じだという。
「カエルとはどんな生き物なんだろ?」
その答えは自分で見つけなければならない。
自然の中で動物や虫を見て疑問を持つこともなく、ネットに頼る子どもには、
「絶対に科学者の芽は育たない」
と言い切る。
私が低年齢で海外遠征を勧めるのも同じ理由です。
実際に目で見て、体験して、感じたことでしか分からないことはたくさんあります。
その経験の中から、「科学者の芽」・・・つまり、好奇心や向上心が育まれていきます。
そして、自分の夢を実現させるために、何をしなければならないのかを真剣に考えるようになります。
「行ってみなければ分からない」
は、まさに真理です。
子どもたちの感性を伸ばすために、これからも海外への遠征を続けていきます。
来年にはオーストラリア遠征も計画しています。
ぜひ、自分の目で見て、感じてほしいと思います。
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