2011年06月06日
集中力と闘争心(2206)
ナダル選手が史上最多タイの6度目のフレンチオープン優勝を成し遂げました。
調子の波が大きく、ジュコビッチ選手に連敗するなど、本調子でないと伝えられていて優勝は難しいと思っていました。
一方、フェデラー選手は、絶好調のジュコビッチ選手を準決勝で下して上り調子です。
チャレンジャーになった元王者(この言葉がいいのかどうか分かりませんが)、史上最高のプレーヤーの優位とみていました。
でも、やはり赤土で最高のプレーが出来るナダル選手の優勝です。
人間業とは思えないラリーの応酬は見応えのある素晴らしい試合でした。
ナダル選手の強さは、高い集中力と闘争心です。
以前、植田先生がバルセロナオープンでのナダル選手の試合を見て、
「ナダルのボールには『魂』と書いてある!」
とメールしてくれたことを思い出します。
それくらい、すべてのボールに「魂」を込めるように打っているのが感じられるプレーが出来るということですね。
以前、ナダル選手がインタビューに応えて、
「テニスは難しいスポーツではない、ただ全力でコートに入れればいいのだから」
というようなことを言ったのを覚えています(確かではないので、間違っていたらごめんなさい)。
それを完璧に実践できていることが「強さ」なのだと思います。
「ただ全力を尽くす」
「自分のプレーをやり切る」
スポーツにおいて、自分の力を発揮するために必要な真理を説いています。
そうプレーすることを心がけて強くなる、それがもっとも大切な事だと思います。
素晴らしいトップ選手の試合は色々なことを学ばせてくれますね。
もうすぐウィンブルドンも始まります。
眠れない、しかし熱い日々がまた始まります。
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