2008年10月01日
人としての魅力(1440)
昨日で10年一緒にやってきたスタッフが辞めることになりました。
10年もやってきたので寂しくないとと言えばうそになりますが、それよりもこれから頑張ってほしいという気持ちの方が強いですね。
ジュニアの育成を頑張っていこうというコーチは、良く勉強もするし、情熱もあります。
それをどこかで試してみたいという気持ちは強くなります。
彼がそういう気持ちを私に語った時、初めは戸惑いましたが、もし私だったらやはりそう思うだろうと考えて納得しました。
また、彼が辞めるということで何人かの選手がクラブを変わることになりましたが、それも彼の人となりに多くの子どもたちが魅力を感じていたという証しだと思います。
選手育成というのは、クラブの練習環境に大きな魅力を感じるよりも、指導するコーチの人となりに魅かれていくことの方が多いものです。
そういう意味で彼の人柄や情熱に多くの子どもたちが魅かれていたということです。
子どもたちが離れていくのは寂しいですが、そのことを嬉しく思う気持ちの方が強いですね。
彼の情熱が変わらない限り、きっと新しい環境でもその力を十分に発揮してくれることでしょう。
それを大いに期待します。
そうして多くの若いコーチが自分の力を存分に発揮して、ジュニアの指導環境がより良いものになれば良いと思っています。
もちろん、私も負けているわけにはいきません。
今までの経験を生かしながら、新しい試みで、新しいクラブ指導環境を作っていきたいと考えています。
新しい試みというものは多くの人に理解されるまでに時間がかかったり、困難が多くありますが、彼らの情熱に負けないように頑張っていこうと思います。
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