2008年01月15日
強い思い(1092)
昨日は、久しぶりにコーチ会があって、夜遅くまでわいわいと楽しくやってきました。
この仲間たちと過ごす時間が楽しく感じられるのは、みんながコーチとして、指導者として、心底子どもたちのことについて考えている、その深さや方向性に共通することが多いからですね。
彼らは、本当にいつも子どもたちのことを真剣に考えています。
その真摯な態度に魅かれるし、ライバルとして、とても良い刺激を受けています。
だから、話はいつもテニスの指導のことにになります(もちろん、くだらない話も多いのですが・・・特にYコーチは)。
そして、いつも一致することは、コーチという仕事は大変難しいけれど、とても魅力のある素晴らしい仕事だということです。
子どもたちのことを深く考えれば考えるほど、その仕事は難しいものになりますが、その努力の分だけ見返りがあるとも限りません。
それでも、いつでも深く子どもたちのことを考えることができるコーチが、「本物のコーチ」になっていくのだと思います。
コーチの仕事について、以前、こんな事を書きました・・・・・・。
コーチとして「考えさせられるとき」は大変多いものです。
とくに試合に負けたときに何を考えるのかは、自分自身の成長のためにとても大切な時間だと思います。
他のコーチの子どもたちに対する振る舞いについても考えさせられるときがあります。
私がそのとき何を考えるのかについて、文章としてまとめてみよう思ったですが、うまくまとめることができないので、思うがままに箇条書きにしてみます。
・本当にその戦い方を評価できているのか。
・戦うまでに何を指導してきたのか。
・自分の思いを伝えることが出来たのか。
・本当に勝ち負けにこだわっていない自分がいるのか。
・負けたことから学ぶことはたくさんある。
・次に立ち向かうために何が必要なのかを発見できたのか。
・涙するわけをきちんと聞いているのか。
・負けたくないと思って戦ったのに「なぜ負けた!」はないだろう。
・メンタルタフネスはコーチが上だ!何があっても負けない。
・ともに戦うコーチでありたい。
・涙するコーチでありたい。
・夢を語るコーチでありたい。
コーチはいつも戦っています。
一人の選手を育てるには、いくつもの困難があります。
それを乗り越えるための「勇気」と「信念」を持って戦うことができるコーチだけが本物です。
コーチが、試合前や試合後に選手かける言葉は大変「重い」です。
その言葉によって、やる気が出たり、次の目標に向かう勇気を持つことができますが、反対に負けたことにとらわれて自信を失ったり、やる気が失せたりもします。
どのような言葉が良いのかはわかりません。
強くなってほしいと思う気持ちが強ければ、自然と勇気を与えるような言葉が出てくると思います。
「強く思う」こと、やはりこれが大切です。
・・・・・・彼らと過ごす時間が楽しいのは、この「思い」がとても「深い」からですね。
これからもお互いにその気持ちを失わないように、自分のできることを精一杯やっていくつもりです。
とても良い仲間に巡り合うことができた、本当にそう思います。
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