2008年01月17日
売れ筋商品(1094)
ある書店のウェブストアにおいて、テニス関連書籍の売れ筋おすすめ商品の第3位に「テニスが強くなりたいあなたに贈る100の法則」がランクされています。
自分の書いた本が売れ筋商品として上位にランクされているのは気持の良いものですね。
これは何度も言ってきていることですが、私は書くことがあまり得意ではありません。
テニスジャーナルに連載を始めたのも、きっかけは「止むを得ず」です。
でも、自分の思いや考えをできるだけ多くの方に伝えていくことが仕事の一つだと考えていたので、訓練のつもりでたくさん書いてきました。
今、こうしてブログを書いているのもその訓練の一つですね。
そうしてつづけてきた訓練が、「本」という形になって、より多くの人に読んでいただけるようになるとは、正直、夢にも思いませんでした。
将来、本にしようとか、形として残そうとか、というようなことは全く考えないで、このブログ「メモリー・ボード」のサブタイトルにもあるように、その時その時に、自分が感じたことや思いをできるだけ素直に書いてきたつもりです。
変に格好をつけずに、自分のスタイルで書き続けてきたことが良かったのかもしれません。
テニスでも一緒ですね。
この試合に勝ちたいとか、全日本に出たいという目標は大切ですが、それに捉われてはいけません。
そのために、「今、何をすべきか」にきちんと気持の焦点を合わせていないと、その結果が得られなかった時のことを想像して不安になったり、焦ったりして自分のすべきことを見失い、調子を落とすことも多いものです。
そんな時は、テレビドラマ「女王の教室」で阿久津真矢先生が言った言葉を思い出します・・・・・。
大切なのは、耐える力や解決する方法を身に付けることです。
人生に不安があるのは当たり前です。
大事なのはそのせいで自信を失ったり、根も葉もないうわさにのったり、人を傷つけたりしないことです。
それより今をもっと見つめなさい。
私たちの周りには美しいものがいっぱいある。
そういう大切なものをしっかり目を開いて見なさい、耳を済まして聞きなさい。
全身で感じなさい。
それが生きているということです。
今しかできないことをしっかりしなさい。
今しかできないことがいっぱいある。
それをちゃんとやらずに将来のことばかり気にするのはやめなさい。
いつまでたっても何にも気づいたりしません。
・・・・・まさにこのことを言いたいのです。
「今をもっと見つめなさい。」、このことを心に刻んで、毎日の生活で実践できる人は、「強い生き方」ができている人だと思います。
「強い」とは「生き方の強さ」を言います。
子どもたちには、テニスを通して「強い生き方」を学んでほしいし、私自身も「強く」生きていきたいと思っています。
そして、それを続けているうちに、何か「形」として残すことができたら良いですね。
そんな「思い」を持ちながら、これからも素直に自分の思いを書いていくつもりです。
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