2008年01月11日
「続ける」理由(1088)
コラムで何度も「続ける」という言葉が出てきましたが、「続ける」ためにはエネルギーが必要なわけで、代価を得るとか、好きだ!、という一般的な理由以外にも何らかの理由がなければ「続ける」ことは難しいものです。
私がこうした仕事を「続けて」いられるのにもやはり理由はあります。
それは、「小さな感動や喜びを見つける」ということです。
人を相手にする仕事というのは、これで全てが上手く行く、という定型的なパターンが成り立たない場合も多いので、その点はわずらわしいと思うこともあります。
それ以上に、「おっ、こいついつのまにこんなに上手くなったんだ」とか、「こんなにしんどい練習なのに良くがんばれるなあ」とか、「負けて悔しくて泣くのはしょうがないよな。それだけ一生懸命に練習した証拠だよ」など、子どもたちが見せてくれる日常の中に感動が詰まっていて、それを発見できる喜びを感じることができるから「続けて」いられる、ということなのです。
そうした喜びを見出すことで「自分が存在している理由」を確認できるということでもあります。
人間は、常に「自分とは何か」を探し続けている、と言われます。
哲学の世界でも「自分の発見」は大きなテーマです。
私はそんなに大きな命題にチャレンジしているのではないですが、「小さな感動」を覚えたとき、やはり自分がそこにいる喜びを感じます。
これからも、きっと小さな喜びを感じつつ「続けて」いくことでしょう。
そのためにはこだわりを持ちつつ、その時に最善と思う方法を大胆に試し、改革を行う勇気を持ち続けることも大切だと考えます。
ある一流企業のトップが「改革こそが継続の鍵だ!」ということを言っていましたが、「続ける」ためには常にチャレンジし、その中でより良いものを求めていく姿勢を失ってはならないということでしょう。
小さな喜びを発見しつつ、チャレンジャーでいることを銘にこれからもがんばっていこうと思っています。
でも、あんまり寒いと外でのレッスンはつらいなあ….。早く春にならないかな…。
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