2011年06月04日
「自立」のはなし(2204)
小さいころの重い肺炎が原因で失明した少女の話です。
「私は目が見えないのではなく、見るのが苦手だと思っています。」
と今の自分にできることに全力取り組もうとしている姿は感動的です。
そして、津軽海峡の縦断に成功し、トライアスロンに挑みます。
しかも、二人乗りのバイクではなく、前走車のだす音を頼りに一人乗りでの挑戦です。
大変危険な挑戦であり、前例はありません。
そのことをインタビューされると、
「前例がないのは、一番になれるということ」
「前例がないのは、不安。でも一歩踏み出すと変わります」
「目が見えなくても感じることが大事」
自立した少女だと思います。
成長のためには「ブレークスルー」が必要です。
そのための条件は、「自立」です。
親に頼ってはいけません。
コーチに依存してはいけません。
友達に左右されてはいけません。
自分のすべきことは、すべて自分でやると心に決めることです。
それが「自立」です。
「自立」はすべてを変える力を持っていうということを信じてほしいと思います。
今回のキャンプでそんなことを話しました。
「自立」の助けになればいいと思います。
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