2008年01月08日
生活力、再び(1085)
人間は怠惰な生き物です。
基本的に、面倒くさいことをやるのは嫌いなはずです。
では、そういう面倒くさいことをやれる人間と、結局は放ってしまう人間とは何が違うんでしょうか。
簡単に言ってしまえば、「ものの考え方」が違うということです。
面倒くさくても、何とか時間とか気持ちとかの折り合いをつけて仕事を片付けることができる人間は、「どうせやるんだったら今やっておくか」とか、「これが終わると気持ちいいんだろうな」とか、前向きにものを考えることができます。
そうじゃない人は、言い訳ばかりと考えて時間を浪費するので、後で今やる以上の時間をかけなくては仕事を終えることはできません。
だから結局やらない時も多いものです。
この差は大きいですね。
このような前向きな「ものの考え方」ができている人は、「生活力」も高い人が多いです。
「生活力」が高いとは、結局、今自分がやることは何かを的確に判断して、時間をうまく使って、できるだけ無駄のないように過ごしている人のことです。
この「力」が強いと、試合における状況判断は格段に良くなります。
だから、私は「生活」のことをうるさく言います。
多くの子どもたちは、頭では理解しているはずですが、怠惰な本能に「思考力」や「判断力」を奪われてしまっている場合が多いように思います。
いいですか、強さは「生活」から生まれます。
常に今自分がすべきことは何かを考えて行動してください。
思ったら行動する「習慣」を付けてください。
いつもいつもは難しいかもしれません。実際に、私も完璧にできているわけではありません。
でも、7割を目指してください。
がんばって、がんばって、時々さぼるぐらいがちょうどいいですね。
それができれば「強さ」を手に入れるのも時間の問題です。
人気blogランキング参加中。読み終わったらクリックお願いします!!
本年もよろしくお願いします。
さて、この話を読み、弱気になっている自分を
励まされているような気がしました。
具体的にはいろいろありますが、(テニスに関して)
「まあ、ここまでか、ここで断念しても
よくやったよなあ」
とあきらめることは簡単です。
あきらめないとしんどい。
しんどいことから解放されたいので、
実はあきらめたい部分もある。
しかし、続ければ、その先には、もっと素晴らしい世界がある
(かもしれない)
そのジレンマで、私も私なりに
テニスと関わっています。
多分大島コーチとは、戦う世界が違うとは思いますが、
どこまでやるか、どこで切るかというジレンマを
常に抱えています。
今年も1年テニスに関わる者として、
このブログから、示唆に富む言葉をいただいて、
自分の勇気に換えていきたいと思っています。
honda
折り合いをつけるというのは大変難しいことですね。
単なる妥協ともあきらめとも違い、今自分でできる範囲の中で最大限出来るものを選択するといようなことですね。
その姿勢さえ崩さなければ、「自分にとって」素晴らしく価値のあるものが手に入ると信じています。
そのために今日一日を頑張りたいと思います。