2011年10月12日
面と向かう(2293)
指導においては、言葉は大変大切です。
もちろん、言葉だけではなく、
「目は口ほどにものを言い」
とか、
「心を込めて話さないと伝わらない」
なども言われることもあり、それだけですべてがうまくいくわけではありません。
しかし、言葉はすべての現象を説明できます。
「青い空」
を言い表すのに、ボディランゲージでは難しいことは理解できます。
言葉は、多くの経験を背景に、言葉だけですべての現象を表現し、イメージさせるだけの力を持っているということです。
これは、言葉だけでなんとかなるということを言いたいわけではありません。
「言葉は、身体表現と一元である。」
ことを忘れてはいけません。
メールに書かれている言葉と、話す言葉が同じでも、伝わっていく内容は大きく違います。
メールで、
「バカ!」
だと、暴言になってしまうかもしれません。
だから、
「バカ(*_*)」
などの顔文字で、感情を表現しようとします。
このことで、単なる言葉だけではなく、思いや感情をやりとりしているからです。
でも、やはり、人間は、その人の表情や姿勢、言葉のトーンなどでものごとを理解します。
真剣に伝えたい事があるのなら、「面と向かう」べきです。
相手と正面から顔を合わせる。
直接に相手と向かい合う。
ことは、それだけで「言葉の力」を大きくします。
指導者が「言葉の力」を大きく持てるようになった時、きっと指導者としての資質は上がります。
言葉を大切に使いながら、「面と向い合って」教えていこうと思います。
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