2011年10月03日
指向性(2287)
昨日、「テニスコーチングセミナー」の3回目を開催しました。
日曜日の1日練習の後だったので、結構きつい感じでしたが、始まるとあっという間に3時間です。
人間は、心地よいと感じると「快楽神経」が刺激されて、疲れなどを感じなくなるそうです。
話をすることが「楽しい」と感じているので、疲れないということですね。
もちろん、逆に、同じような話をしてもとても疲れる時はあります。
それは、「指向性」がずれていると感じた時です。
こういう講習会では、聞き手は、
「何かためになる話を聞きたい!」
と思い、話し手は、
「何とかためになる話をしよう!」
とこころがけます。
その「思い」がずれてしまうと、「場」が作られないので、ただ話をするという感じになります。
もし、みなさんが、3時間、ただ話をしろと言われたらどうでしょう?
これは結構大変ですよ。
でも、うまく「場」が作られると、話のアイディアは次々と生まれ、応答の雰囲気が高まり、時間はあっという間に過ぎていきます。
私達コーチは、この「場」を作ることをこころがけなくてはなりません。
そのためには、できるだけ「指向性」が合うように、話題を提供したり、練習内容を工夫したりする努力が必要です。
今回のセミナーは、その「指向性」がうまく合ったと感じています。
それは、みなさんの表情であったり、会話の内容だったりします。
セミナー終了後に、参加者の皆さんと「サイゼリア」で食事会です。
気がつけば12時近くになっています。
時間の経過を忘れるぐらいの「場」だったということです。
疲れはまったくありませんが、のどが痛いです。
これが唯一頑張った証かもしれません。
次回は、11月16日(日)に岡崎の竜美丘テニスクラブで行います。
ここでも、声枯れるまでがんばります!
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