2007年09月24日
秋合宿終了(1003)
真夏の暑中で始まった秋の強化合宿も、少し秋の気配を感じる中で無事に終了しました。
今回の合宿は、少人数での合宿でしたので、今までやれなかったようなビデオ撮影やゲーム分析を行いました。
選手の課題の矯正にもじっくりと取り組むことができ、それなりの成果を挙げることができたのではないかと思っています。
私はもともと大学の研究室では、動作解析やゲーム分析を主にやっていましたので、久しぶりにそれに取り組むことができてなんだかわくわくするような気持ちでした。
初日の夜は、さすがに寝入ってしまいましたが、2日目の夜は、夜遅くまで夢中になってゲーム分析のデータを入力していました。
ただ、このゲーム分析の辛いところは、すべてのショットについて記録しなければならないということです。
疲れがたまっていたり、寝不足だと、ついうとうとしてしまいますが、そのポイントの経過を記録できていないと分析できないので、必死になって睡魔と闘います。
今回は、2ポイントほど記憶から消えてしまいましたので、止むを得ず、選手に聞く始末です。
まあ、でも8試合ぐらいのすべてのポイントを記録した内の2ポイントですから、結構がんばった方ですね。
選手と向き合う時間が長いといろいろなことが見えてきますが、今回はそれに加えて、ビデオ解析やゲーム分析のデータが加わって、選手の特徴をより詳しく把握することができました。
こうしたデータですべてが分かるわけではありません。
最後は、やはり「コーチの感性」に拠るところが大きいですが、その感性を高め、成長のためのアイディアを引き出すためには多くの視点があったほうが良いと思います。
多くの子ども達を教えていると、なかなかこうした機会もありませんが、今回の合宿を通して、また新たな練習のアイディアなども思い浮かびました。
この秋は、この合宿を皮切りに、多くの海外遠征や練習試合があります。
そのすべてが子ども達の成長に繋がるものになるように気合を入れてがんばりたいと思います。
さすがに今日はちょっとお疲れ気味ですね。
秋の気配を感じつつ、安らかな眠りにつこうと思います。おやすみなさい。
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