2007年08月24日
応援マナー(978)
東山公園テニスコートでは全国中学生大会が行われています。
日本の中学生のナンバーワンを決める大きな大会です。
地元の中学生や高校生が運営に協力し、大会を盛り上げるために懸命に働いています。
そんな素晴らしい大会の中、「応援のマナー」についての苦言が耳に届きました。
この夏の大会を振りかえっても、応援のマナーについては疑問に思えるような場面をたくさん見ました。
・相手のミスに大きな拍手をする。
・応援する選手のナイスショットに対しても過大な拍手や歓声をあげる。
などの行為は、マナー違反であり、厳密には規則違反でもあります。
そのような行為が当たり前のように行われているのであれば、せっかくの大会の意義は半減してしまいます。
私のチームの選手には、常に堂々と戦うことを誇りにする選手になってほしいと思っていますし、そう指導しているつもりです。
そのためには選手本人だけではなく、それを応援する方も毅然とした態度で、選手の動向を忍耐強く見守ることが何よりも大切です。
応援は選手本人のためのみならず、その戦いをより素晴らしいものにするために必要不可欠なものです。
それが戦いの価値を下げることにならないことを心から望みます。
これからもテニスが強いだけではなく、誰からも尊敬されるマナーの良い選手の育成に努力していきたいと思います。
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