2007年12月14日
折れない心(1067)
ここのところ忙しくてなかなか大好きなマンガを読む時間がありませんでした。
久しぶりにマンガ喫茶に入って愛読する「少年マガジン」の棚をみると、もうすでに1月号なんていうのが発刊されていて、ちょっとびっくりします。
遠い記憶をたどって、いったいいつ頃から読んでないのかと探していると、15週近く読んでいないことがわかりました。
夏休み明けぐらいからずっと読んでいないことになりますね。
まあ、それだけ他にもやることがあったということなので、それはそれでいいのかもしれませんが、ちょっと余裕がなかったのかなとも思います。
その分をしっかりと読もうと思って、好きな連載を連続して読み漁ったのですが、やはり「ゴッドハンド輝」や「はじめの一歩」など、大好きなものはぐっと気持ちを込めて読んでしまいます。
気がつけば2時間余りで、結局4冊くらいしか読めませんでした。
残りは、これからの楽しみにしたいと思います(たくさん楽しみがあってラッキーだなと思っています)。
その中で、「折れない心」という言葉に心が動かされました。
「はじめの一歩」で、一歩が強敵と対戦し、棄権負け寸前まで追い込まれ、そこから周りのスタッフや、信頼するジムの会長の思いにこたえるために、意識もうろうとしながらも敢然と相手に挑み、相手はそれに「恐怖」を覚えます。
さんざん打たれて顔面が腫れて、まったく目が見えない状態になった一歩のために、ジムの会長はずっと氷水の中で手を冷やして、その冷やした手で一歩の目を押さえつけて腫れを取り除き、戦闘可能な状態までに回復させました。
その処置によって意識まで強く回復した一歩は、「会長を信じ、自分の道を行くんだ」と今まで以上に果敢に相手に挑みます。
会長はその姿を見て、「折れない心、つきない力(パワー)」を持った一歩とともに「世界にいける」ことを確信します。
ボクシングは過酷なスポーツであり、生死をかけた壮絶な戦いになることがあります。
だからこそ、この「折れない心」が何よりも大切であり、それに支えられた」「強さ」を持っているものだけが「世界」にいけるのだと思います。
そして、3分ごとに繰り返されるリカバリータイムのときに交わされる言葉や処置によって大きく状況が変わることがあります。
そこには「ともに戦う」強い信頼関係が築かれていなくてはなりません。
テニスも個人スポーツですが、試合に入ると、コーチやトレーナーの仕事は「見守る」ことです。
直接的に言葉をかけ、調整することはできませんが、そこにはやはり、「ともに戦う」強い信頼関係と、「折れない心」がなくては「上の世界」では戦えないと思います。
そんな「思い」を持って読んでいると時間はあっという間に過ぎていきます。
でも、この漫画を読んで、何があっても「折れない心」を、まず自分自身が持っていなくてはならないことを再確認しました。
やっぱ、マンガはいいなあ!今日も行こうっと!
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