2011年05月25日
好きなことをやる(2195)
「RAILWAYS」という映画を観ました。
エリートサラリーマンが、50を迎える頃、小さいころの夢だった電車の運転手に転身します。
大学を出て、一流企業に就職し、家族を省みずに会社一筋できた男が、リストラを命ずる立場になったり、親友の死や母親の病気などを契機に残りの人生を「好きなこと」にかけていこうと決心して電車の運転手になるというストーリーです。
男は自分自身に、
「俺は好きなことにかけてこなかった」
問いかけます。
そして、電車の運転手になってからは、自分自身を取り戻すかのように活き活きと仕事に打ち込みます。
私は思いました。
「好きなことをやっている自分は幸せだなあ」・・・と。
この映画の主人公の年齢設定はちょうど私と同じです。
多くの人がこの年令で自分人生を振り返り、これからのことを深く考えるようになると思います。
でも、なかなか自分の好きなことをやるために転身することは難しいですね。
あるシーンで、この男の娘が、
「お父さんは年寄りじゃないね」
「なんで?」
「年寄りは変化できなくなるんだって」
と言います。
確かに年をとると変化しにくくなるのは事実です。
それでも「好きなこと」にかけて、自分を変えることができれば、それが本当の幸せなんじゃないでしょうか。
私も、娘に「年寄りじゃないね」と言われるようにしたいと思います。
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