2009年05月01日
良かったこと(1612)
寮を作って、二重生活が始まって2年が経とうとしています。
初めのころ面倒に思っていたこの生活ですが、今は何となくペースをつかんで、楽しみながらやっています。
寮生もそれなりに自立し(?)、うるさく言われなくても行動できるようになってきました。
テニスだけではなく、生活を通して子どもたちの成長を感じられる場所があることは、コーチにとってとても大切なことだと思います。
この生活を続けてきて、「良かった」と思うことがあります。
ひとつは、
「酒が飲めない」
ことです。
SMAPのメンバーが泥酔して逮捕されたことを受けて、そうならないで良いということではありません(笑)。
家に帰ってくつろいで、「ちょっと一杯」がないので、食事をして、風呂に入って、また寮に戻ってくることができます。
もし、お酒が飲めるのであれば、食事の時にそれを我慢するのはきっと大きな苦痛だと思います。
お酒を飲んでの運転は絶対にいけません。
お酒が飲めないので、絶対にそうならないことは良いことですね。
それと、私は、
「一人でいることが好き」
です。
明るい性格で、みんなとわいわいやるのも好きなので、そう思われないかもしれませんが、基本的に一人でじっとしていることが好きです。
休みの時なども出かけないで、一日中本を読んだり、パソコンをいじったりするのを好みます。
寮に帰ってきても、寮生と話をすることはほとんどありません。
時々、みんなでDVDを見たりはしますが、ほんのたまにです。
普段は、あまり話もせず、自分の部屋で本を読んだり、ネットを回遊しています。
それがまったく苦痛ではありません。
話をする相手がいないと寂しい思いをする思うかもしれませんが、人と接する仕事をしているせいか、一人の時間がほっとする時が多いですね。
なので、特別寂しい思いをすることなくこの生活を続けています。
そして、もう一つ良かったことは、
「きれい好き」
だということです。
私は中学生からすべて自分でやる生活をしてきましたので、身の回りの整理整頓の習慣が身についています。
自分の机や仕事場が散らかっていることはありません。
本もきちんと本棚に整理されています。
今、本が本棚に入りきらずにあふれてきているので、本格的な書庫を導入しようと検討中です。
もちろん、掃除はまめにします。
散らかっているのは嫌なので、せっせと片付けます。
だから、子どもたちが散らかすと目いっぱい怒ることができます。
遠征でも自分の荷物の整理ができていない選手には真剣に怒ります。
自己管理ができることは、安全につながるということでもありますが、自分の力を発揮するために必要なことです。
もし、私がだらしなかったり、ずぼらな性格だったら、怒っても子どもたちには伝わらないと思います。
「コーチもそうだから」と切り返されては面目はありません。
コーチという仕事に就いて、「きれい好き」がとても大切な習慣だと強く感じています。
子どもたちにとってはうっとうしい、ぐらいがちょうど良いのかもしれませんね。
今から洗濯しま~す!
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